肝機能・お酒

肝機能がわかる健康診断の検査数値を3つ紹介!

健康診断の結果で肝機能はチェックしましたか?

肝臓は「沈黙の臓器」といわれるように軽度の障害があっても痛みを感じることがありません。自覚症状がでるころには、症状が悪化している可能性が多いため、日頃の検査が大切です。

肝機能を調べる血液検査項目はご存知でしょうか^^?肝機能検査のなかで基本的なものは、AST・ALT・γ-GTPがあります。飲酒によって増えることで有名なものなどそれぞれ特徴があります。検査数値を見るポイントをお伝えします。

 

肝臓の働き

 

きこインコ
きこインコ
肝臓はとっても働きものだよ

肝臓は

・栄養素の分解・合成

・アルコールの代謝

・脂質の吸収を助ける胆汁をつくる

 

など重要な働きをしてくれる臓器です。

 

つまり、

食べ物を

体内で使えるかたちにして貯蔵し

必要なときにエネルギーとして供給する。

 

アルコールや老廃物など有害な物質を無毒化して

からだに影響をおよぼさないようにする。

 

と生命活動に欠かせない

複雑な働きをしてくれる臓器なのです!

 

ねこリーマン
ねこリーマン
よくお酒を飲んでしまうよ、肝臓に負担をかけちゃってるのかな
きこインコ
きこインコ
肝臓は軽度の障害があっても痛みを感じないから、健康診断でしっかり確認しよう

 

肝機能検査のなかで基本的な血液検査数値は、

AST・ALT・γ-GTPです。

それぞれの特徴をみてみましょう

 

ALTとは

 

ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)とは

肝臓内にしか存在しない酵素です。

 

肝臓に障害が起こって肝細胞が壊れると酵素が血液中に漏れ出し、数値が上昇します。

 

ALTは主に肝臓に存在しているため、

ALTのみが高い場合(AST・ALTともに高い場合も)は

肝臓に障害があると考えられます。

 

ALTの基準範囲は下記です。

ALTの基準範囲 30U /L 以下

 

ASTとは

 

AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)とは

肝臓に存在する酵素で、

ASTがALTと違うのは、

肝臓のほか、心筋や骨格筋・赤血球にも存在していることです。

 

そのため、

AST・ALTともに高い場合

肝臓に障害があると考えられます。

が、

ASTのみが高い場合

肝臓以外でASTが存在する臓器に異常があり可能性が考えられます。

例えば、心筋疾患や筋肉疾患です。

 

ASTはALTより生活習慣の影響を受けにくいです。

異常がみられたら早めの受診をおすすめします。

 

ASTの基準範囲は下記です。

ASTの基準範囲 30U /L 以下

 

 

γ-GTPとは

 

γ-GTPとは

肝臓内でつくられ、

肝臓の解毒作用にかかわっている酵素です。

 

アルコールによって肝臓での合成が促進されるため、

飲酒量に比例して上昇します。

 

そのため、

γ-GTPのみが高い場合

アルコールが原因と考えられます。

(※飲酒しないのに高い場合は非アルコール性脂肪肝や肥満による脂肪肝の可能性もあります。過食や運動不足による内臓脂肪も原因とされます。)

 

お酒を控えないと症状がすすみかねませんので、

注意しましょう。

 

γ-GTPの基準範囲は下記です。

γ-GTPの基準範囲 50U /L 以下

 

まとめ

肝機能をチェックするために見るべき健康診断数値を3つお伝えしました。健康診断に異常がみられているのに放置すると、肝臓障害が進み、肝炎から肝硬変へと悪化する危険が高くなり、肝硬変になると硬化した組織は戻らず肝機能は低下したままになりかねません。この機会に、アルコールを減らす(1合以下)、食事の改善(エネルギー量・ご飯や間食は控えめに・野菜をとる・適量のタンパク質をとる)を意識してみませんか?

 

ABOUT ME
きこ
きこ
管理栄養士。 大学卒業後、大手企業にてサプリメントや健康食品の販売・アドバイス・ダイエット相談を経験。その後「未病を改善する栄養サポートステーション」専属管理栄養士として延べ3500人に食生活アドバイスを実施。 学生のころに母を亡くした経験から健康の大切さを実感し、世の中には日々の食事で予防できる病気もあることを知り、管理栄養士になることを決意。健康維持・増進を手助けできる管理栄養士を目指して活動予定!